琵琶湖と鈴鹿山系に囲まれ豊かな自然に恵まれた本市は、日本列島のほぼ中央、滋賀県にあり、琵琶湖の東に位置しています。江戸時代に彦根井伊家35万石の城下町として本格的な歩みを始め、現在に至るまで歴史的、文化的な風情を色濃くとどめるとともに、中世から近世にかけて貴重な歴史遺産が今なお、数多く存在しています。 彦根市のキャラクターである「ひこにゃん」は全国的な知名度が高く、本年は誕生10周年でもあります。
彦根市内の松原水泳場では例年「鳥人間コンテスト」が開催されています。
また、戦国武将「石田三成」が佐和山城を構えた土地でもあり、全国の三成ファンの聖地でもあります。

●彦根城

天守をはじめ、重要文化財の各櫓、下屋敷の庭園である玄宮園、内堀・中堀などが当時の姿を留めています。全国的に見てもきわめて保存状態のよい城跡で、年間を通じて多くの人々が訪れます。

●四番町スクエア

彦根の台所として賑わってきた市場街商店街が、新しく生まれ変わりました。ガス燈が映える街並みは古き良き大正ロマンを再現。おしゃれな飲食店や土産物店が軒を連ね、ここでしか味わえない出会いのある町です。

●夢京橋キャッスルロード

城下町の伝統を継承した格子窓、袖壁、白壁、軒庇が続く町並み…そんな古くて新しいOLD NEW TOWNが「夢京橋キャッスルロード」です。歴史と伝統を今に活かし、建物の形態と色彩を新しい時代にマッチした城下町です。

●佐和山

彦根駅の北側に位置し、標高232.5mを誇る佐和山は東山道・北国街道そして琵琶湖をひかえた交通の要衝であり、戦略上の拠点として、古来から幾度となく戦乱の舞台となりました。かつては佐和山城が築城され、あの石田三成が城主を務めました。その後、関ヶ原の戦いで三成が敗れ、彦根城の築城に際して取り壊され、現在ではわずかに「佐和山城跡」の看板が往時を物語るだけとなっております。また、山頂までのハイキングコースが整備されており、山頂からは彦根城や琵琶湖等が一望できます。

●花しょうぶ通り商店街

かつての寺子屋を改修した「街の駅 力石」をキーステーションに、江戸時代からの伝統技術を受け継いだ職人の店から若者の感性が光る店舗まで、商店街に軒を連ねる店は幅広い世代に親しまれています。細い路地に入れば、“どんつき”や“くいちがい”といった、城下町ならではの街並みが今も残っています。戦国時代から現代までの魅力を凝縮した商店街です。本年は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されるほか、関西のイケテル商店街にも選定されました。